親子のための Bedtime Story 英語版 音声付き

空はみんなのもの -心を導くベットタイム・ストーリー

トレーシャ・ラングネス

イントロダクション

 

 このベットタイム・ストーリーは、2歳から12歳の子どもたち向けに書かれたものです。

 お話は、「Guided Imagery:ガイデッド・イメージ」と呼ばれる心理学のイメージ療法のような手法を用いています。空想力と精神力を使って特別な旅をすることを通して、子どもたちが現実の世界と夢の中の世界を行き来しながら、道徳観や倫理観を育めるようになっています。一つひとつのお話は、まず心を鎮める習慣をつけることから始まります。そして、リラックスしながらも、心の中で思い描く旅の中心に、物語に耳を傾ける子どもをおきつつ、冒険をし終えるために求められる倫理的な質を子どもたちに問いかけるようになっています。それぞれの物語は、異なった心の習慣に焦点を当てています。それらは、すでに子どもたちの心の中に潜在的に存在するものですが、お話によってはっきりと認識され、経験されることによって、その後の人生で出会う数多くの挑戦や困難に立ち向かう手助けをしてくれます。  
 この手法は、ストレスをやわらげたり、心を癒したり、心を強くしたりするために使われる確立された方法です。親が声に出してお話を読んであげることもできるし(強くお勧めします)、音楽を背景に流れてくる音声を使って聞いてみることもできます。どちらにしても、ベットに入る前の決まった時間に、親が子どもたちのそばにいて時間をともに過ごす習慣をもつことは、多忙な今日にあって、親子の信頼というつながりを強めることにつながるでしょう。
*サンプル 「Empathy:共感」というお話を入れています。(英語版) ぜひ聞いてみてください。

 

 

Empathy:共感(英語版)